今日はショールームでパイン材の勉強会を行いました。
パイン材とは日本名では松材ということになりますが、
建築では昔から広く使用されており、
今更勉強会というのも・・・という感じですが。
一括りにパイン材と言っても、
世界中に産地があるわけで、
場所場所で材料の特性は違ってきます。
当社で現在、多くの皆さんにご支持頂いているのは、
(フランスの)ボルドーパインの無垢フローリングです。
木目も綺麗でちょっと固めな材質が特徴の
当社一押しの無垢フローリング材です。
しかし、本日営業社員が勉強したのは、
欧州赤松という品種の松で、
主にロシアやヨーロッパ産のパイン材についてでした。
欧州赤松の中でもロシアのバイカル湖周辺産のパイン材について
その特性や育つ環境について勉強したのです。
バイカルパインについて少しだけ触れると、
ここでは植林というものがなく、
すべて自然林に生えている赤松を伐採して使用するそうです。
伐採後も何もしない(言わば切りっぱなし)そうです。
( ☚ 国土が広いからできる仕業ですね。)
また、ヨーロッパでは植林して60年程で伐採しているらしいですが、
バイカルパインは、250年~300年の樹齢の者を伐採しているそうです。
300年と言っても冬の気温がマイナス60℃にもなるそうなので、
その段階の樹木の太さは30cm位にしかならないそうです。
つまり1年に1mmしか成長しないそうです。
どうです、ここだけ聞いても
「へぇ~!?」 じゃないですか?
すべての樹種について学ぶのはちょっと難しいかもしれませんが、
せめてユーハウスで使用する木材や、
フローリング材についてはお客様に語れるようにしなければと思っています。
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